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【書評・感想】世界から文字が消えていく...「残像に口紅を」を読んでみた。

こんにちは!りょっぴです。

 

今回は筒井康隆の「残像に口紅を」のレビューを書きます。

 

残像に口紅を (中公文庫)

残像に口紅を (中公文庫)

 

 

この本はアメトークの「読書大好き芸人」でガズレーザーが紹介していました。

書店でも特設コーナーが設けられて、宣伝されていました。

 

アメトークで紹介されていた他の本のレビューです!

参考までにこちらの記事も読んでみてください。

 関連記事:【書評】アメトーク「読書芸人」で大絶賛!「妻に捧げた1778話」を読んでみた。 - りょぴろぐ

 

この小説の何に惹かれて購入したのかというと、

イデアが奇想天外で設定が面白そうだったからです。

 

その設定とは、、、

文字が世界から消えていくのです!


「あ」がきえると、「愛」も「あなた」もなくなる。

文字が消えていくなかで、この本の筆者でもある主人公はどうやって生きていくのか。

 

マンガでアニメ化もされた「幽遊白書」の中で行われているゲームは

この小説を参考に生み出されたと言われています。

 

設定が難しい。

まず主人公の佐治勝夫は小説家で、自分がこの本の登場人物であると理解しています。

 

つまりメタフィクションなのです。

メタフィクションとは作り話であるということを意図的に読者に伝えることです。

 

例えばアニメ銀魂で銀さん率いる登場人物が、

自分たちのことをアニメに登場していると理解しているのと同じです。


なぜメタフィクションという形式をとるのかというと

「現実が虚構性を追求することで、逆に現実への回帰を果たす」かららしいです。

 

分かりそうで分からない...(笑)

難しいですね。

 

そして、文字が消えていくという設定は小説の中でルールが定められていって、

それに従って実際に文字が消えていきます。

 

言語が消滅していく世界ってどんなんやろ?と思って読んでみた結果…

 

感想

正直、面白くはなかったかな。
実験的小説ということで発想はすごく面白いんだけれど、なんだか退屈してしまった。

 

裏表紙の解説文に「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。

と書いてあって感動する恋愛の小説なのかと勝手に期待してしまったからだ。

 

いや、そうでなくとも退屈していただろう。

文字が消えていき、主人公である佐治の日常が淡々と描かれていく。

 

もし、この本をおすすめするとしてポイントを挙げるとするならば、

文字が消えていき、その概念が消えていくというルールに従って

小説が出来上がっていることである。

 

実験的な小説であるからこそ、日常がたんたんと描かれている。

最後までルールに則って、物語が完結している。

その点でこの「残像に口紅を」は多くの読者に読まれるのではないか。

 

 

また小説では、文字が消える度に消えた文字が動物の絵になぞらえられて描かれている。

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カタカナの「ア」が頭の部分で「パ」が前足の部分。

ちょっと見にくいけれどなんとなくわかる!

 

途中で気づいて、上手くできているなぁと思わず感心してしまいました。

 

また、当時の単行本だと、後半が袋とじになっていたらしい。

「ここまでお読みになって読む気を失われたかたは、この封を切らずに、

中央公論社までお手持ちください。この書籍の代金をお返しいたします」

と書かれていて、筒井康隆さんの自身の覚悟が現れています。

 

筒井康隆さんは本当にいろんな実験的なことをやっている作家さんなんだなぁ

と感じました。

 

筒井康隆さんの他の著書のレビューを書いています。

こちらの記事も合わせて、ぜひ読んでみてください!

ryoppi.hatenablog.jp 

ryoppi.hatenablog.jp

 

 

【旅行】東南アジア3週間旅行でかかった費用と経路をまとめてみた。

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こんにちは!りょっぴです。

 

2017年2月に3週間、

マレーシア・シンガポールラオスを旅行しました。

今回は「その旅行のルートとかかった総費用」を公開していきます。

 

 

これから3ヶ国のどこかを旅するという方は、

旅費を参考にして旅行を計画して頂ければと思います!

 

(注)1人あたりの費用で計算しています。

〈主な旅行の経路〉

クアラルンプールを拠点に旅行していました。


シンガポールへ行って、クアラルンプールに帰る」

ラオスへ行って、クアラルンプールに帰る」

というように、毎回クアラルンプールを挟んでの移動でした。

 

直行便で次の目的地へ行くよりも若干費用がかかる気がしますが、

あまり航空費は変わりませんでした。

 

主な旅行ルートはこちらです。

東京→クアラルンプール→シンガポール→クアラルンプール→ルアンパバン(ラオス)→ビエンチャンラオス)→クアラルンプール→ランカウイ島(マレーシア)→クアラルンプール→東京

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手書きなので見にくかったらすみません…

 

〈航空券の費用〉

計¥63,660

 【出発地】  【目的地】          【費用】

羽田(東京) クアラルンプール ¥20,500

クアラルンプール シンガポール¥3,450 

シンガポール クアラルンプール ¥3,450

クアラルンプール ラオス(ルアンパバン)¥7,835 

ラオス(ビエンチャン) クアラルンプール ¥7,925

クアラルンプール ランカウイ島¥2,498

ランカウイ島 クアラルンプール¥2,498

クアラルンプール 羽田(東京)¥20,500

 

どの飛行機も格安航空会社エアアジアを利用しました。

東京からクアラルンプールまでの航空券が一番費用がかかりました。

 

ルアンパバンからビエンチャンまでの飛行機もあったのですが、

街の景色を楽しみたくて夜行バスで移動しました。

まあ、暗くて何も見えなかったけど、、、

 

スカイスキャナーで一番安い航空券を探して、航空券を購入しましょう。

 

〈交通費〉

計¥20,000

シンガポール内での移動¥2,000

ラオス内での移動¥3000 

ルアンパバン→ビエンチャンへの寝台バス¥3,000

クアラルンプールからランカウイ島への航空費(往復) ¥5,000

ランカウイ島内での移動¥4,000

マレーシア内の移動¥3,000 

 

マレーシアではタクシー配車アプリUBERを利用していました。

近距離の移動は圧倒的にUBERが使いやすく、料金も安いのでおすすめです。

 

ルアンパバンからビエンチャンまでは寝台バスに乗って移動しました。

 

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真っ暗な狭い道を通って山の中を進むので、

対向車とぶつかりそうでヒヤヒヤしました。

 

 

〈宿泊費〉

計(75166÷2)¥37583

だいたい1泊3000円前後の宿に泊まったので、

一人当たり1500円でしょうか。

 

かなり安く抑えられたと思います。

やっぱり東南アジアは宿泊に費用がかからないので嬉しいですね。

 

一泊3000円のホテルでもそれなりのホテルで、

施設やアメニティが充実しています。

 

宿はAgodaというアプリを使って探しました。

〈食費〉

計¥29,500

1日1,400円といったところでしょうか。

比較的安く済んだと思います。

 

朝食のみ付いているホテルに泊まって朝食代を浮かしていました。

たまに美味しいステーキを食べたりできて幸せでした。 

〈観光費〉

計¥30,500

お土産や遊びで使った費用です。

こっちにスタバなどのカフェを利用した費用も入れています。

 

 ユニバーサルスタジオシンガポールにも行きました!

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〈まとめ〉

トータル¥181,243

全部で20万弱の費用がかかりました。

 

実は、シンガポールでマリーナベイサンズに泊まっているので、

¥39,753プラスでかかっています。

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なので、、、

本当のトータルは20万ですね。

 

いやー旅行後にお金が1ミリも残らなくて、かなりきつかった。

帰国後、せわしなく働くアリのようにバイトをしていました。

 

毎回、旅行に行くたびにお金を使い切ってしまいます(笑)

 

以上が、旅行の費用のまとめでした。

ぜひ、参考にして旅行の計画を立ててください!

 

それでは!Goodbye!!!

 

旅好きに読んでもらいたい!筒井康隆の「旅のラゴス」をレビュー。

こんにちは!りょっぴです。

 

以前の記事で筒井康隆の小説「笑うな」を紹介しました。

関連記事:絶対に笑ってはいけない?筒井康隆の「笑うな」を読んでみた【書評・レビュー】 - りょぴろぐ

 

実はこの著者の作品は「笑うな」を読む前に、もう1冊読んでいました。
「旅のラゴスです!!!

 

旅のラゴス (新潮文庫)

旅のラゴス (新潮文庫)

 

 

「旅のラゴス」の小説はもうすでに3回読んでいます。

何度も読み直すくらい好きで、お気に入りの小説の一つです。

 

そんな「旅のラゴス」を大好きなぼくが、

「この本のおすすめしたいポイント」を書いていこうと思います。

 

あらすじ

この小説の題名通り、主人公のラゴスが生涯をかけて世界を旅する物語です。

高度な文明を失い、人々が超能力を獲得しだした世界。

ラゴスは旅の道中、行く先々で超能力を持った人と出会い、

多くのことを体験していく。

 

超人との出会いのお話はそれぞれにちゃんとオチがあって、

ユーモアたっぷりに描かれているので楽しめます。

 

どんな超人が登場するの???

「旅のラゴス」には超能力を持ったさまざまな超人が登場します。

どんな超人がでてくるのかをネタバレをしない程度に書こうと思います。

似顔絵描きのザムラ

P.31「顔」で登場

 

ザムラは評判の良い似顔絵描きです。

彼の描く似顔絵は、その人自身が理想とするおのれの顔が描かれている。
ザムラにはその人の心の中に浮かぶイメージをつかめる能力があるのです。

そんな彼が殺されてしまう。なぜ殺されたのか。

彼はどんな顔をして死んだのか。

ぜひ本書を読んでチェックしてください。

壁抜け芸人のウンバロ

P.45「壁抜け芸人」で登場

 

ウンバロは壁を通り抜けられる超人

彼は大変な精神の修業を経て、この神業とも言える見世物を演じているのです。

精神の修業というのは、欲望をふくれあがらせる必要がありました。

空腹でいて、壁の向こうに食べ物を置いて壁を抜けることに成功した。

 

そのうち他の欲望で壁抜けを演じるようになり、

壁の向こうにいる裸の女を想像するようになったのです。

そんな彼が実際に壁抜けの能力を自分の欲望のために利用しようとする。

さて彼はどうなるのか。オチがとても面白いです。

テープレコーダー人間のタッシオ

P.99「着地点」で登場

タッシオは記録者として生まれついた。

P.112「王国への道」でラゴスが書物を読み漁り、学問を勉強していたときのこと。彼がやってきて大量の書物を一言一句違わずに暗誦したのです。。

まるでテープレコーダーのような能力を持った彼は、

ラゴスの新しい技術の実験を手伝い、大いに役立ちました。

まとめ

なんといってもラゴスが世界を旅するなかで、

出会う人々との物語が素敵すぎる。

ぼくも一生のうちにこんな風に世界中を旅して生きてみたい。

ていうか、絶対旅してやる。

 

「旅のラゴス」はぼくにとって旅のバイブルとも言える、大好きな本です。

ぜひみなさんも一度手にとって読んでみてください。

 

 

 

学生が行く12日間のハワイ旅行でかかった総費用をまとめてみた。

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 こんにちは!りょっぴです。


ハワイに2/5〜2/17までの12日間旅行へ行きました。

 

最初、ツアーでの旅行を考えたのですが、

エアアジアの航空券がとても安かったので、今回は個人で旅行することにしました。

 

「12日間のハワイへの個人旅行でどのくらいの費用がかかったのか?」

をまとめておきます。

 

ツアーではなく、自分で航空券を買って宿を予約して行く方の、

だいたいの費用の目安として活用してください。

 

旅行の予算を決める際の参考になればと思います。

 

(注)2人での旅行のため費用は2人分で計算しており、

カッコの中が一人当たりの費用とします。

 

 

〈ハワイ渡航前にかかった費用〉

ESTA代行サービス代

ESTA渡航認証 ¥14,000(¥7,000)

 

 ハワイはビザが必要ない分、

渡航認証のESTAというシステムに登録しなければいけません。

 

ESTA登録の申請ページから自分で認証することができるのですが、

ぼくは間違えて代行サービスのホームページで申請してしまいました。

 

本来なら$14の申請料で済むところが、

7,000円取られてしまいました。

 

やっちまった、、、

 

申請の前に大使館のホームページに飛んでいるか確認をしましょう!

横浜-関西空港の移動費

[横浜−関西空港(往復)] ¥2,3840(¥1,1900)

 

横浜から難波まで夜行バスを利用。

難波から関西空港までは鉄道の関西空港線を使いました。

帰りも同じ経路で帰ったので、往復分の費用です。

 

[横浜-難波]夜行バス
¥20,000(¥10,000)
[難波-関西空港]鉄道
¥3,840(¥1,920)

 

〈航空券と宿の費用〉

渡航費】

渡航費 ¥70,000(¥35,000)

 

航空券はエアアジアで予約しました。

 

大阪の関西空港からハワイ・ホノルルまでの便が2017年に開通。

日本からハワイへの直行便はエアアジアLCCとして初めての路線です。
格安でハワイへの渡航が可能となりました。

 

セール中だともっとお手頃な価格でハワイに行けちゃうのでおすすめ!

 

大阪の関西空港からしか便が出ていないので注意しましょう。

 

【宿泊費】

宿泊費 ¥189,510(¥94,755)

 

Ewa Hotelに9日間、Pagoda Hotelに3日間泊まりました。

 

Ewa Hotel (9days) ¥145,510 (¥72,755)
Pagoda Hotel (3days)  ¥44,000(¥22,000)

 

正直、宿泊費がこんなにかかるなんて思ってもいなかった。

1泊あたりだと一人だいたい8千円の計算になります。

 

ひえええええ、、、

東南アジアだったら一人1,500円で同じレベルのホテルに泊まれるのに、、、

 

Airbnbで宿を探してみたところ、

比較的安い価格で泊まれそうな施設がいくつかあったので

宿泊費を浮かしたい方は探してみては?

 

〈生活費〉

【食費】

食費 ¥73,425(¥36,712)

 

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朝起きるのが苦手で毎日お昼頃から活動していたので、

1日2食とお菓子を食べるような生活でした。

 

計算してみると1日一人あたり3000円ですね。

意外と費用がかかっていない気がします。

 

スタバを飲んだり、クッキーを食べたりとちょっと贅沢をしていました。

やっぱり朝ごはんを抜いて、1日2食にしていたのが大きいのかも、、、

 

食費についてはこちらの記事でもっと詳しくまとめているので、

ぜひ読んでもらえると嬉しいです。

関連記事:ハワイ旅行でかかる食費の予算を考えている方必見!12日間の記録を公開! - りょぴろぐ

 

【交通費】

交通費 ¥15,334(¥7,667)

 

 初日に空港からホテルまでの移動でシャトルバスを利用しました。

事前に予約していったので快適でした。

[空港- Ewa Hotel]¥3,850(¥1,925)

 

ワイキキからカイルアやハレイワ、

ダイヤモンドヘッドまでの移動でTheBusを使いました。

[TheBus ]¥5,390(¥2,695)

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Ewa HotelからPagoda Hotelまでの移動と、

最終日の空港までの移動にUberを利用しました。
[Uber]¥6,094(¥3,047)

 

移動に関してはTheBusが大活躍しました!!!

ハワイ唯一の公共移動手段で、1日$5.5で乗り放題。

 

この価格で島中を移動できるのなら、これを利用しない手はないですね。

 

その他(雑費)

雑費(お土産・観光費) ¥10,022

 

お土産がほとんどです。

観光費はダイヤモンドヘッドの入場料ぐらいですね。

あとは、雨が降った日があったので傘を購入しました。

 

サーフィンなどのアクティビティを体験すれば、

もう少し費用が上がるかもしれないです。

 

 

ハワイ2週間旅行の総費用

以上、ハワイの旅行にかかった費用として

宿泊費・生活費・移動費・その他を合わせると・・・

 

¥396,131になります。

 

こちらの額は2人分の費用なので1人あたりの費用を計算すると・・・

 

¥198,065になります!!!!!

 

まとめ

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というわけで、以上がぼくのハワイ旅行でかかった費用の内訳でした。

 

今回のハワイ旅行の決め手は、航空券の安さでした。

 

えっ3万ちょっとで行けるの!?

とびっくりして即決。

 

1番安い日が2/5〜2/17の便で12日間になりました。

そのあとに宿を探したので、宿泊費があまりにもかかって驚きました。

 

旅行中も物価が高いイメージはありました。

(ちなみに、ぼくの旅行中のレートは1ドル=110円くらいでした)

 

なのでご飯のときに、

「あ、この量で1000円取られるんだ」

と思うことが多々ありました。

 

正直、こんなに費用がかかるとは思っていなくてびっくりです。

帰国後手元に1銭も残っておらず、もう死にそうです(笑)

 

20万あれば東南アジアに3週間はいれると思うので、

ぼくはそっちで遊ぶほうが好きだなあ、、、

 

以上がハワイ旅行の総費用のまとめでした。

これからハワイに行く方、お金の使いすぎにはご注意を、、、

 

そんじゃ!Goodbye!!!

【ハワイ】KCCファーマーズマーケットに行ってみた

んにちは!りょっぴです。

 

ハワイのダイヤモンドヘッドの近くで行われる

ファーマーズマーケットへ行ってきました。

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毎週土曜日の7:30〜11:00に開催されます。

お祭りの屋台がずらっと並ぶイメージを持ってもらうと想像しやすいです。

 

こんな感じ↓

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週1の開催でたくさんの観光客が目をつけて来るので、人通りが多く混み合っています。

 

人気のお店には列ができていて、有名な食べ物は売り切れていることもある。

お目当てのものがある方は早めに向かうことをおすすめします。

 

ぼくらの食べたもの。

ソーセージ

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太めのソーセージでジューシー!美味しかったです。

味を複数の種類の中から選べます。

パンに挟んでもらってホットドッグにもできます。

写真の2つを注文して、10ドルでした。

キムチポケ

すみません、写真撮り忘れちゃいました。

キムチとポケって相性合わないんですかね。ぼくはあまり好きではなかったです…

キムチの味が強すぎて、ポケ本来の味が消えちゃったので残念でした。
9ドルでした。

ジンジャードリンク

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Thai gingeradeを注文。
ミントとジンジャーとレモンかライムみたいなものが入っていました。ミントとジンジャーの味がよく効いていて、さっぱりしたあと味でした。

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1杯3.5ドルです。健康に良さそうな飲み物なので、ぜひ飲んでみてください(笑)

 

本当はこの日にそのままダイヤモンドヘッドに登ろうかと思ったのですが、

何だか面倒臭くなってしまい、結局別の日に行きました。

 

ダイヤモンドヘッドの登山の様子も、のちのち記事にしたいと思います!

それでは!アロハ〜!!!

【旅行/体験記】インドを旅して感じた10のこと

こんにちは!りょっぴです。

 

 2017年8月に2週間、インドを旅行しました。

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過酷なインド旅行については以前の記事も読んでみてください!

関連記事:インド観光を1週間で満喫する5つのコツ - りょぴろぐ

 

インドへ行ってみて、感じたこと・考えさせられたことがありました。

 今回は、ぼくがインドで旅して感じたことを10個まとめて書きました。

 

もし、この記事を読んでいるあなたがインドへ行くことがあれば、

ぼくの感じたことを活かしてもらえるとうれしいです。

 

①無駄な規制はいらない?!

交通ルールはあるとは思いますが、基本自由に追い越していくスタイル。


道路のどこを通ってもよく、ぶつかりそうになることも多々ある。

それでも運転者同士がお互いに譲り合って(時にはクラクションを使って)

なんとか事故がなく成り立っている。


これって災害時に対応できるのでは?と思った。
例えば、日本では電気が止まって信号が動かなくなったら大変なことになる。

 

けど、インドだったら普段から譲り合っているし、

うまく成り立っているため、災害時も自分たちでなんとかしていけるのではないか。

  

②日本はこれでもかというくらいに暮らしやすい国である

どの国へ行っても感じることですが、日本は世界で一番住みやすい国です。

 

トイレがその良い例ですね。

インドのトイレは汚い。

デパートでも便座に尿や水がついていて、かなりきつい…


それに比べて日本のトイレはどこでもきれい。毎日欠かさずに管理されています。


でも、ぼくは思いました。

「日本は恵まれすぎている」

 

インドやその他の国々へ行って、日本は恵まれているということを確認できました。

自分にとってのあたりまえが他の人にとってあたりまえではない。

日々の生活の中で感謝すべきことが山ほどあるのだと実感しました。

 

 

③精神的な疲労に注意!!!

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インドは殺人などの犯罪よりも、観光客を狙ったスリやぼったくりが多いので、神経をすり減らします。

 

実際にぼくも怖い体験をしました。

 

電車を待っているときに隣に怪しい男(ホームレスっぽい)が左に座った。

しきりにぼくの左ポケットに目を向けていた。

少しずつ近づいてきてポケットに手が触れそうになり、ぼくは体勢を変えた。

電車の中で相方が財布か何かを盗まれかけたが、結局なにも取られず、

犯人は逃げて行った。


荷物は肌身離さず、目の届かない場所には置かないことを徹底していました。

お金などの貴重品は腰に巻くウエストバッグに入れて服の下に隠していました。

 

精神的に疲れてしまうので、スリやぼったくりの対策をしておきましょう。

 

④物価の相場を調べておくべし

タクシー、トゥクトゥクの相場をなんとなくでも知っておくべきです。


ぼったくられるぞ!!!

 

ぼくらは初日の空港から宿までのタクシー代をぼったくられ、

インド初日にして大きなダメージを負った。

 

相場を知り、相手に予想外の料金を強く要求されても断れるようにしておこう。

 

⑤意外にも優しい人が多い(悪い人ばかりでない)

寝台列車の座席番号が分からず、慌てふためいていたところを、

女性が携帯で調べてくれて、なんとか座席までたどり着けた。


2日目に宿を出て、ぼくらが「ここはどこだ?」と途方にくれていると、男性の方が「この辺は危ないからあっちにいった方がいい」声をかけてくれた。

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街で乗せてくれたトゥクトゥクの運ちゃんがおすすめのご飯屋さんへ連れて行ってくれた。

 

他にも、行く先々でいろんな人と出会い多くの方々に助けてもらった。

 

インドの人たちの優しさを感じた。

 

インド人と聞くと、良くないイメージを抱く方が多いかもしれない。

 

しかしぼくは、悪い人ばっかりではないんだよ!と言いたい。

 

⑥インドに2週間も行くんじゃない

これに関しては以前の記事を参考にしてみてください!

 

もし行くなら北と南で街の雰囲気が異なる場所へ行くのがおすすめです。
街の景色に飽きるし、食べ物からくる水下痢にも悩まされる。

 

2週間は長いかなぁ。
もし旅の計画を練るなら要検討です。

 

⑦小さな街の方が面白いかも

どこの街だったか忘れてしまいましたが、近くにお店もなにもなく、田舎の宿に泊まったときのことです。

 

暇だし散歩してみようと思い、ぶらぶらしていました。すると、10人くらいの子どもたちが今までに会ったことのない生物を見つけたかのよう物珍しそうに近寄ってきました。

 

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カタコトの英語で会話をして、クリケットを一緒にやりました。なんとなく下ネタを話しているのも分かり、とても盛り上がりました。良い思い出です。

 

人の雰囲気が都会よりも田舎の方が良いので、少し離れの街を訪れてみては?

 

⑧インド行って腹下さないやつおるの?

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一緒に行った相方はいままでに感じたことのない腹痛を食らいました。

 

ぼくは水下痢になった。

しかも全然治らない。

原因不明。

 

カレーとかの強烈なスパイスがぼくの器官を痛めつけたのか。

2週間滞在してそのうちの半分は水下痢だった。

おしりからおしっこが出るような感覚。

全くうんこをしている感覚がないので、

出し切ったと思ってもお腹の中にまだ残っているように感じる。苦痛。

 

強めのお薬を持参するべきです。

ちなみにぼくは正露丸を持っていきましたが、まるで効果がなかったです。

 

⑨「旅の面白さは観光地を巡る楽しみよりもその道中に出会う人とのつながりにある」

 いま振り返ってみると、インドでは⑤でも触れたように、優しい人が多かった。

インド人の優しさに触れた瞬間が一番思い出として残っているのだ。

 

観光地を巡ってみても、実際パンフレットや雑誌で見ているし、あまり感動はしない。

人との出会いが旅のおもしろさではないだろうか。

 

⑩インドへ行った人は2つの意見に分かれるらしい

→もう二度とインドへ行くもんか
→絶対もう一回インドへ行く

という2つの考えです。

 

インドは色々な意味で刺激的な国で、精神面と身体面で追いやられる。けれど、インドが好きで好きでたまらない人にとっては、文化の違いをまざまざと見せつけられるため、つらいことも苦にならない。

そうした意味で2つの意見に大きく分かれるのではないかと思います。

 

ぼくはですね…

 

もう二度とインドへ行くもんかという意見寄りです(笑)

すでに一回行ったし、もうインドはいいかなぁと思うわけです。

 

もしこれからインドを訪れる方は帰ってきたら、どちらの意見になるか考えてみてはいかがでしょうか?

 

「もうインドはいいや」と思うぼくですが、やっぱりインドは一度は訪れておくべき国です。

 

ぜひ、多くの刺激を得るためにも、インド旅行へ行ってみてはいかがでしょうか?

 

絶対に笑ってはいけない?筒井康隆の「笑うな」を読んでみた【書評・レビュー】

こんにちは!りょっぴです。

 

筒井康隆が書いた小説「笑うな」を読みました。

笑うな (新潮文庫)

笑うな (新潮文庫)

 

 この作者の小説を読むのはこの本で2冊目!

 今回は「笑うな」を読んだ感想を書いていきます。

 

「旅のラゴス

ちなみに1冊目は、「旅のラゴスを読みました。

旅のラゴス (新潮文庫)

旅のラゴス (新潮文庫)

 

ラゴスがいろんな土地を旅する小説。

この本を読んでから、筒井康隆の小説に興味を持っていました。

 関連記事:旅好きに読んでもらいたい!筒井康隆の「旅のラゴス」をレビュー。 - りょぴろぐ

 

「笑うな」

まずは、この表紙を見てください!!!

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とてもおしゃれだと感じるのはぼくだけですかね(笑)

本棚に表紙をこちらに向けて置いておけるくらいのセンスがあります。

こんな雰囲気の絵ってなんか好き。

持っているだけでおしゃれな本です! 

 

ショートショート

「笑うな」はショートショートという形式をとり、小説の中でも特に短い作品が34話まとめられています。

 

一番短い作品だと見開き1ページで終わるものもあるので、大変読みやすく本が苦手な人にも手に取りやすい一冊です。

 

「笑うな」という小説の名前はこの本の1話目の題名からきています。

 

1話目「笑うな」は、タイムマシンを発明して、それを友人に報告する場面が描かれる。

さぁタイムマシンを使おうと話が進み、2人はタイムマシンに乗ってみた。

しかし、彼らは遠い過去でも未来でもなく、タイムマシンの発明を報告する場面に戻り、話している過去の2人を眺めた。

 

「なんですぐ前に戻るねんっ!」とツッコミをいれたくなります。

そして、彼らは終始爆笑しています。「いや笑いすぎやろ…」

 

とてもユニークな発想で読者を驚かせます。ニヤッとしてしまう意外な結末によって、話を納得させられてしまいます。

 

個人的なおすすめ7選!

 ぼくがおすすめする話と、その話の設定をまとめておきます。

ちょっと立ち読みする方は優先的に読んでみてください!

 

「笑うな(P9)」タイムマシンを発明

「正義(P42)」正義感の強い人物

「特効薬(P50)」特効薬を発明

「廃墟(P63)」子孫繁栄ができない者たち

「駝鳥(P116)」砂漠で迷った旅行者と駝鳥

「マイ・ホーム(P134)」生活設計が思いのほかうまくいってしまった夫婦

「ブルドック(P140)」飼っているブルドックの思考を読み取れるようになった

 

まとめ

ショートショートの小説は時間がなくても、さっと本を開いて1話だけ読む。という読み方ができるので、本を読むのが苦手な方におすすめです!

 

最近読んだショートショートの小説は「妻に捧げた1778話」です。

こちらも感想も以前の記事で書いているので参考にどうぞ。

関連記事:【書評】アメトーク「読書芸人」で大絶賛!「妻に捧げた1778話」を読んでみた。 - りょぴろぐ

 

ぼくは筒井康隆の小説にハマってしまいました。

いまはアメトークでも紹介された残像に口紅を読んでいます。

読み終わったら感想を書こうと思います! 

残像に口紅を (中公文庫)

残像に口紅を (中公文庫)