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【毎週更新】This Week's Book Reviews 〈第3回〉

こんにちは!りょっぴです。

読書好きのみなさんに「ぼくが1週間で読んだ本」を、簡単に紹介していくコーナーです。

大学で「文芸・ジャーナリズム」を専門として、”古典作品”から”ビジネス書籍”までジャンルをまたいで、幅広く読書をしているぼくが、「1週間で読んだ本」を紹介します。

*「本を紹介する」ということに焦点を当てて、記事を書いています。「本の感想・解説」については個々の記事を書いていこうと思いますので、そちらの方もぜひチェックしてみてください!

これを毎週チェックしている読者の方は、ぼくの紹介した本を読みたくなるし、もっと楽しい読書ライフを過ごせることまちがいなし!

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〈前回の記事〉

www.ryoppi.com

 【第3回】This Week's Book Reviews (5/5〜5/11)

今週は4冊紹介するのですが、どれも最後まで読み切っていません。「途中までしか読めていないもの」「大事に読みたくて、読書に時間をかけられなかったもの」があります。その辺のおすすめ度も、書いておこうと思うので参考にしてください!

「神曲」 ダンテ:平川祐弘訳

大学の講義で興味を持った。が、途中で飽きてしまい、30ページくらい読んで、再び本のページを開くことはなかった…文章のとなりに挿絵が付いていて、「どんな描写がされているのか」がイメージしやすい。

大学の教授は、「神曲」を読むなら''平川 裕弘''の訳がおすすめ!と言っていた。興味のある方は、平川訳の「神曲」を読みましょう。

「木村泰司の西洋美術史」木村泰司

本屋さんに行くと、「世界のビジネスエリートが身につける西洋美術史」という、同じく木村泰司さんの著書が、ベストセラーとして並べられている。

お金のないぼくは、2013年に発売された彼の別の著書である、「木村泰司の西洋美術史」を図書館で借りた。厚さがあって、重たさを感じることからもわかるように、「西洋美術史」を文脈的に解釈している一冊。

正直、西洋美術史をゼロから学ぶ人には、おすすめできない。情報量が多すぎるからだ。ぼくは途中から、頭がごちゃごちゃしてきて、読み飛ばしてしまった。

先ほど紹介した、最新版の彼の著書はもっとわかりやすく書いてあるだろうか…

「西洋絵画のひみつ」藤原えりみ

先週のこの企画で登場した「芸術闘争論」で、村上隆さんが「西洋絵画のひみつ」を紹介していました。宗教(キリスト教)と絵画の関係性を、実際の作品に触れながら解き明かしてくれる。かわいいイラストでまとめられていて、読みやすい。宗教画だけでなく、キリスト教についても詳しく知ることができる。

「建築家安藤忠雄」安藤忠雄

最初に言っておきます。
本当におすすめ!!!

どんな分野の人でも、参考になる考えが絶対に一つは見つかる。一つの分野を極めた人は、他の分野でも成功できるような共通の気づきを得ている。建築家である、安藤忠雄もその一人。

「怖い」というイメージを持たれがちな彼だが、理不尽に怒るわけではない。

怒鳴って怒るときもあるが、デザインのセンスについて怒ったことはなく、怒る理由は「その建物を使う人間への、気遣いが出来ているか、定められた約束を守り遂行できているか」ということ。

相手(建物に住む人)の側に立って、住みやすい建築をデザインできるか。という、あたりまえのようで、とても難しいことを安藤忠雄は徹底して指導しています。

内容が濃くて、メモを取る手が止まりません。ていねいに1ページずつ読んで、彼の思考を咀嚼しているところです。来週もこの本を紹介していたら、ごめんなさい。

今週を振り返って

最後に紹介した安藤忠雄の「建築家安藤忠雄」は本当におすすめ!実はほかに、もう2冊彼の著書を借りています。安藤忠雄の書籍を読み漁って、彼の思考をコピーしてやる!

あ、それと次回は、最後まで読みきった本を紹介したいですね。途中までだと、あやふやな紹介になってしまいますから…がんばります!

次回の「This Week's Book Reviews」は来週の5/18(金)です。
ぜひ来週もこの記事をチェックしてみてください!

そんじゃあ!